3Dスキャナ―と3Dプリンターを用いた破損品の修復作業として、照明器具の修理作業を行いました。 というか、自邸の照明器具の修理です。
Louis Poulsen社の主力製品であるphシリーズの中で、もっとも小さいPH2というライトです。ランプシェード部がガラス素材で出来ているので、誤って破損させてしまい、長らく押し入れにしまってました。
ガラス材でリビルトする事は出来ませんので、プラスチックで再現してみました。どうしても積層痕や質感等がオリジナル製品とは大きく異なりますが、雰囲気だけでも復活しているので、ひとまず完了です。
今回、ライトの修復作業を行いながら、オリジナルのランプシェードを作ってみるのも良いのではないか?と思い、別の部屋に取り付けるランプシェードの設計を継続して行っております。
構造的に成り立つか、ミニチュアモデルで作成します。
こういった設計には3D CADが最適です。RHINOCEROSを用いると、設計数値をパラメータ化し変更する事でリアルタイムに最終形状に反映されるので、出力した際のイメージを見ながら設計変更が可能。センスが無くても色々試してみる作戦が通用します。
完成したら、別のブログ記事で紹介します。
弊社では、積層型の3Dプリンターを複数台所有しております。 特徴としましては、工業製品にも使用出来る様にカーボンファイバーを積層しながら造形する事が出来る3Dプリンターとなっており、非常に高強度な製品出力が可能となっております。何かお役に立てそうた事がございましたら、お気軽にお問合せ頂けると幸いです。